イベント情報

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  第84回静岡県畜産共進会(肉牛の部)の結果  
  平成22年12月 4日(土)
 
静岡県浜松市 浜松市食肉地方卸売市場

静岡県内で肉用肥育牛を飼育している生産者の肥育技術の向上と飼育管理技術の向上を目指して第84回静岡県畜産共進会(肉牛の部)が浜松市食肉地方卸売市場で開催された。
昨今の消費減退による牛肉価格の低迷を受け、生産者からの出品が減少するのでは無いかと危惧されたが、例年と同じ申し込みとなった。
結果は、第3部(黒毛和種・去勢牛の部)で出品した御前崎市 鈴木牧場の枝肉が最優秀賞となり農林水産大臣賞を受賞、静岡県知事賞は第2部(黒毛和種・雌牛の部)で出品した藤枝市 石部 源次氏、第1部(交雑種)湖西市 水野 正英氏が受賞した。

イベント報告
 

第84回静岡県畜産共進会(肉牛の部)が、寒風の中、浜松市食肉地方卸売市場(浜松市東区)で開催された。第1部交雑種の部に44点、第2部黒毛和種(雌牛)の部に43点、第3部黒毛和種(去勢牛)の部に23点の合計110点が出品された。
審査長は、(社)全国和牛登録協会 事務局長 池田和徳氏、審査員に(社)日本格付協会 東海・北陸支所長 宝田 博文氏、静岡県畜産技術研究所 研究統括監 神尾 泰宏が務め、(社)日本格付検査協会の牛枝肉格付基準に基づいて厳正な審査が行われた。
審査講評では、全体の肥育技術は毎年向上しており、優劣をつけるのに苦労した。静岡県のレベルが高く、前回を超える肥育技術の向上がみられた。今回は枝肉重量で600kgを超える出品は無かった。
来賓として、出席した民主党の小山 展弘衆議院議員の祝辞では、内閣が突然言い出したTPPについては、党内で議論もされなく、理解をして発言している議員は少なく、農業関係議員としては、対策が立てられていない現状では、反対で在るとの発言があった。
審査終了後の記念セリ市場の結果は、賞に入った第1部交雑種の7頭の枝肉の加重平均価格は1kg当1,549円(前年比6円安)、第2部黒毛和種(雌牛)の10頭の枝肉の加重平均価格は1kg当2,768円(前年比6円高)、第3部黒毛和種(去勢牛)の6頭の枝肉の加重平均価格は、1kg当2,093円(前年比424円安)となったが、農林水産大臣賞の枝肉は、5,498円の最高値をつけた。
各部の最優秀賞以上の成績は、ここをクリックしてください。


審査風景

 

表彰式会場


表彰式に参加した来賓

 

池田和徳 審査委員長の講評


民主党 小山展弘 衆議院議員の祝辞

 

静岡県 土屋純夫 畜産課長の祝辞


農林水産大臣賞受賞者 鈴木牧場謝辞

 

記念セリの開会を待つ生産者

 
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