静岡の畜産ひろば

静岡県内の酪農家で組織するホルスタイン改良同志会主催の第４１回静岡県ブラック＆ホワイトショウが、静岡県経済連東部畜産センターで開催された。
最近の景気低迷が続いている中でのショウの開催ということで、頭数が集まるか心配したが、酪農経営の安定は、乳牛の改良が基本で在るという酪農家のささえによって、例年通りの出品を得て開催された。審査員は、北海道上川郡清水町で牧場を経営している「串田　雅樹」氏が努めた。串田氏は北海道ホルスタイン共進会では経産最高位賞を３回も獲得するなど改良に対する知識・経験があり、各地の共進会でも審査を手がけており、北海道ホルスタイン農業協同組合の「共進会認定審査員」でもある。
第１部から第５部の未経産牛の部に３４頭、第６部から第１３部の経産牛の部に３０頭が出品されそれぞれの部門で慎重な審査が行われ、グランドチャンピオンに北豆ディリークラブの野秋　勝裕氏の「エルムーン　ＳＧ　ダリアン　ローズ　（平成１８年８月１７日生）」が、ジュニアチャンピオンに西遠デイリークラブの平井　利幸氏の「プロパー　プライド　アドミラル　チエチエ（平成２１年１月１８日生）」が選ばれた。
ショウの合間に、未来のベストリードマンを目指す子供たちの「ジュニアハンドリングショウ」が行われ、５才から１７才までの子供が参加し、盛んな声援が送られて盛会に終了した。
なお、各部のチャンピオン等の成績は、ここをクリックしてください。